UNITY!アーカイヴシリーズ#4
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Elpis:
Songs from "UNITY!"
Elpis' Easter Live at 東所沢教会
2001年4月21日(土)
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- オーヴァーチュア:Access To The Lord
- Tell Me The Way
- こころのとびらをひらくと
(古今聖歌集増補版第19番)
- パラダイス
- 空の鳥よ野の花よ
- 賛美の声がする(聖歌隊ヴァージョン)
- 主イエスのささやきを
- 十字架の愛
- あの日のこと
- きよきあさに
- ちよこえたかくつげしらせよ(讃154)
- 主にしたがいゆくは・う・す!
(こどもさんびかより)
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Elpis:
- Peter宮崎 道(key, gtr, choir conductor)
- Albert堀江和夫(oboe, vo-bass)
- 福田徳子(flute, piccolo, vo-alto)
- 黒沢紀子(lead vocal, vo-soprano)
- DD戸川 光(PA, Tech.Support, vocal)
ゲスト:
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2001年夏の「UNITY! East Concert」の青写真。Elpisが行ったテストケースの記録。
CD「UNITY!」から丸2年、日本基督教団・東所沢教会にて行われた、音楽プロデューサー=Peter宮崎道率いる“Elpis”のイースター・コンサートの模様を収めたものです。
3部構成、丸2時間のコンサート模様は、同教会信徒の斎藤氏によって会場最後列に設置されたステレオマイクを通じて、ハイクォリティーDATに収録されました。オリジナルはCD2枚組のボリュームですが、この『Songs from UNITY!』では、「UNITY!」ナンバーを披露した第3部のみをピックアップして収録しています(このアルバムはエンハンストCD仕様になっており、第1〜2部はPC用データトラックにMP3ファイルで収録。よってこれ1枚でコンサートの全てを聞くことが出来ます。)
元々、“MCDプロジェクト”(CDを製作したチームの俗称)は、ネットのルールに沿った匿名性の高い“ハンドルネーム・プロジェクト”でした。しかし2000年頃からプロジェクトは各々、世に派遣されていこうという決意表明として“バーチャルからリアルへ”という方針が掲げられており、メンバーが匿名ではなく積極的に顔を出していこうとし、2001年初頭に東京開催のUNITY! East Concertの企画が立てられていました。それと時を同じくして行われた、このElpisのコンサートは、来る8月18日のUNITY! East Concertの為のテストケースとして目論んだイースターライヴとなりました。ゲストとしてヴァイオリニストの今 卓也氏(後にUnit-1, Unit-2で活躍)が参加、UNITY!ナンバーが全体の50%を占めるこのイースターライヴは“UNITY!東日本ライヴ”(?!)の青写真的な性格が強く、Elpisにしては演奏が安定しておらず、実験的なものであります。
このライヴ盤で最も興味深いのは、脳天気な音頭調の「賛美の声がする」が、四声体のクワイアー・アレンジで厳かに演奏されることでしょうか・・・。
尚、Elpisの演奏としてはPC用データトラックに収められた第1〜2部の方が圧倒的に良いもので、慣れ親しんだナンバーを演奏させればElpisはこうなる、というサンプルとしては十分。